長崎大学との合同シンポジウム「地域連携による近未来工学技術の開発 ~海洋エネルギー関連技術を中心として~」を開催しました(1/29) | 長崎総合科学大学 新技術創成研究所
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長崎大学との合同シンポジウム「地域連携による近未来工学技術の開発 ~海洋エネルギー関連技術を中心として~」を開催しました(1/29)

2016/02/03

長崎大学との合同シンポジウムを1月29日(金)に長崎大学スカイホールで開催し、学生・教職員、長崎県工業技術センター等の関連機関や地域産業界から約160名が参加しました。

本学は平成27年3月23日に長崎大学と工学分野における包括的連携協力に関する協定を締結。大型研究プロジェクトへの共同申請など大学間の交流のみならず、地元地域の産業振興や地域創生等に係る教育研究の相互連携を目指しています。
今回のシンポジウムのテーマは「地域連携による近未来工学技術の開発 ~海洋エネルギー関連技術を中心として~」で、イノベーション創出に向けた情報発信を行いました。

はじめに長崎大学理事の福永博俊氏が協定の目的や連携の状況を紹介しました。そして、今後の抱負をことわざ『山椒は小粒でもぴりりと辛い』に例えて、「地方創生の取り組みをぴりりと辛く進めていきたい」と開会の挨拶を述べました。

続いて、本学より木下健学長が『海洋再生エネルギー利用の現状と今後ーサプライチェーンとしての地元企業への期待』と題して基調講演を行いました。講演のなかで、海洋再生エネルギー事業の分野で日本は世界に遅れをとっている、実証された技術の事業化には長崎県の主要産業である造船・エネルギー技術をはじめ様々な分野の地元企業が将来のマーケットを見据えて参画すべきと述べました。
また、田中義人副学長は、『新技術創成研究所の取り組み ~長崎から再び世界へ~』と題して、新技術創成研究所の研究や成果について創立からの14年間を振り返り、更に今後を展望しました。

 

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【長崎大学・長崎総合科学大学合同シンポジウム】

『地域連携による近未来工学技術の開発
~海洋エネルギー関連技術を中心として~』

プログラム:

1. 開会挨拶  長崎大学 理事 福永博敏

2. 基調講演

「海洋再生エネルギー利用の現状と今後
-サプライチェーンとしての地元企業への期待」
長崎総合科学大学長 木下 健

3. 「長崎県の海洋産業の拠点形成に向けた取組について」
長崎県産業労働部海洋産業創造室 室長 森田孝明

4. 「海洋エネルギー・ロボット研究への取組み」
長崎大学大学院工学研究科 教授 山本郁夫

5. 「垂直軸直線翼型潮流発電装置開発」
(株)大島造船所 船舶海洋技術研究開発部 次長 青木伊知郎
サイエンスリサーチ(株) 代表取締役 副島勝則

6. 「長崎大学が切り拓くグリーンエネルギーの社会
-再生可能エネルギーマネジメントとICT省エネ技術-」
長崎大学大学院工学研究科 教授 黒川不二雄

7. 「新技術創成研究所の取り組み -長崎から再び世界へ-」
長崎総合科学大学 副学長 田中義人

8. 閉会挨拶  長崎大学大学院工学研究課長 清水康博

□長崎大学と長崎総合科学大学との工学分野における包括的連携協力に関する協定について
http://www.nias.ac.jp/news/detail.php?id=2248

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