研究員
海洋・複合新技術部門
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- 部門長・ 教授
- 本田 巌
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学
- 研究分野
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振動・音響解析及び応用技術に関する研究
1) 固体音伝搬解析(統計的エネルギ解析法,モードエネルギ法他),制振処理技術に関する研究
2) モード解析に基づくエンジンなどの起振力解析,振動伝搬・音響放射解析技術に関する研究
3) 流体/構造連成振動解析に関する研究
4) 振動・音響応用技術に関する研究と状態診断,異常検知・予知技術に関する研究
- 研究内容
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環境負荷低減,機械構造物の信頼性確保・向上の面から振動・騒音解析・低減技術と振動・音響を利用した状態診断技術について研究
1)車両,船舶,航空機,宇宙機器などの低振動・低騒音構造設計技術に関する研究
2)エンジン,ポンプ,電動機等の振動・騒音予測・低減技術
3)信号処理による音源探査・可視化技術
4)風力発電装置,エンジン,油圧機器など機械構造物の診断・機械システムの状態診断・異常検知・予知に関する研究
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- 副部門長・ 教授
- 黒田 勝彦
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学大学院
- 研究分野
- 振動音響工学,統計的エネルギー解析法またはエネルギーフローモデルを用いた振動・騒音源の同定および低減方法に関する研究,伝達経路解析を用いた入力同定と伝達寄与に関する研究,実稼動伝達経路解析を援用したヘルスモニタリングへの応用に関する研究,有限要素法を用いた振動騒音解析,楽器の音響特性を実現する構造特性に関する研究,振動・騒音の診断技術に関する研究
- 研究内容
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近年,エネルギー問題に対する産業界の一つの取り組み として,機械製品の小型軽量化が挙げられる。しかし,薄板構造とすることで,従来よりも高周波の振動・騒音問題 が発生する傾向にある。
そこで,中高周波数の振動・騒音 問題に有効な,エネルギーを変数とした解析手法により,
1, 振動・騒音源の同定に関する研究
2, 振動・騒音の低減 方法に関する研究
3, 振動・騒音の診断技術への展開
について検討を進めている。
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- 特命教授
- 林田 滋
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学大学院
- 研究分野
- 船舶流体力学,潮流発電装置に関する研究,滑走艇まわりの流体現象に関する研究,自航試験の精度向上に関する研究,ペーロン船の抵抗推進性能に関する研究
- 研究内容
- 大量の荷物を安価に,定められた時までに港に届けることを要求される。そのためには,指定された速度を出来る だけ小さなエンジンで出すことが必要でる。言い換える と,船の推進効率を良くすることが望まれる。ここではそ のための研究を行う。すなわち抵抗の小さな船の形や効率 のよい推進器を理論的,実験的に追求する。実験は本学の 船舶海洋試験水槽(長さ60m×幅4m×水深2.3m)や小型 回流水槽う。
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- 特命教授
- 梶原 宏之
- 所属
- 海洋・複合新技術部門,
- 研究分野
- 研究内容
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- 教授
- 松岡 和彦
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学大学院、長崎総合科学大学船舶工学コース
- 研究分野
- 船殻構造強度,船舶設計システム,船体構造の合理化及び長寿命化に関連する研究,熟練者技能継承のための匠の技シミュレータシステム開発に関する研究,中小造船所の生産効率化に関する研究
- 研究内容
- 近年,コンピュータの発達に伴い,船舶や海洋構造物の ような大型構造物の設計には,CADやCAEを利用しなが ら効率良く設計を進めることが不可欠になっている。そこで,建造コストの大きな要因を占める船殻構造の設計に着 目し,構造強度の信頼性が高く,設計や建造の知識を組み 込んだ,設計者の意思決定を支援する新しい船舶設計システムについて研究する。また中小造船所の建造効率化に関する研究や生産性向上に関する相談にも対応します。
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- 教授
- 池上 国広
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学 学長
- 研究分野
- 船舶・海洋流体力学,多連結浮体システムの研究開発,海洋エネルギー利用技術の研究開発,浮体係留装置の研究開発
- 研究内容
- 各種海洋構造物・海洋機器の計画・設計には,流体工学的な性能の解析・評価が不可欠である。係留系の影響まで含めた波浪中におけるそれらの種々の応答特性を,理論的あるいは実験的に推定する手法を研究するとともに,その手法を用いて,性能的に優れた新しい海洋構造物を検討し,その成立性の評価を行う。
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- 教授
- 影本 浩
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学
- 研究分野
- 船舶海洋工学、環境工学
- 研究内容
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浮体の運動に関する研究
超大型浮体構造物(メガフロート)に関する研究
海洋エネルギーの利用に関する研究
船舶海洋分野への人工知能(AI)の応用に関する研究
魚の推進に関する研究
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- 教授
- 堀 勉
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学 船舶工学コース
- 研究分野
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船舶流体力学
① 船や水中翼によって生成される水面波動の流力特性に関する理論解析と数値計算.
② 造船学(浮体静力学)の基礎理論に対する新展開.
- 研究内容
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水面波動力学
①のテーマ:
・渦システムによる造波グリーン関数を導入した定常揚力面の数値解析.
・停留位相法による船の波に関するKelvin波とHogner波の接続解.
②のテーマ:
・船のメタセンター半径 BM 導出に関する新理論.
・「 浮心=圧力中心 」の 証明.
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- 教授
- 石川 曉
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 海洋エネルギセンター長,産官学連携センタ、新技術創成研究所(海洋・複合新技術部門、AI応用研究センタ)、日本船舶海洋工学会
- 研究分野
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船舶流体力学
船体抵抗推進
数値流体力学
- 研究内容
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専門分野は船舶流体力学で、主たる研究テーマは「船舶の性能予測法ならびに省エネ船の開発」です。これまでの主な研究実績は、以下の通りです。
1)新船型/省エネデバイス開発と同開発を支援するCFD技術の開発
(対象)VLCC、バルクキャリア、LNC船、LPG船、コンテナ船、客船、RORO船、フェリー
護衛艦、潜水艦、調査船、巡視船、水陸両用車 など
2)氷海技術:海洋構造物に及ぼす氷荷重の研究、北極海航路最適船の開発など。
3)造船所の生産性向上に関する取り組み
1)市場情報を踏まえたビジネスモデルの仮説立案と検証、
2)製品の競争環境を大きく変えることが出来るキー技術、
3)複数に製品・事業に適用可能なプラットフォーム技術の開発、
4)製品の品質・コスト・納期を大きく改善するために必要となる技術の開発、
5)工作現場で困っている課題を解決する技術の開発、
6)製品の抱えるトラブルの本質的要因を解決策の構築、
7)バリューチェーン(営業、設計、製造、調達、サービス等)における課題を解決する技術の開発
【最近の実施したあるいは実施中の共同研究】
1)EEDI規制を踏まえた省エネ船型の性能検証と新しい優秀船型の設計法の検討(2018~2020)
2)上五島石油備蓄基地における新型オイルフェンス膜材の検討(2018~2020)
3)SEP台船の波浪中性能に関する研究(2019~2020)
4)船舶安定運航装置の最適形状に関する研究(2019~)
5)船尾波の尺度影響を考慮した最適船尾形状に関する研究(2019)
6)洋上風車アクセス船の低動揺・低コスト化技術の開発と応用展開(2020)
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- 准教授
- 古野 弘志
- 所属
- AI応用研究センター, 海洋・複合新技術部門, 海洋エネルギー研究センター, 長崎総合科学大学大学院
- 研究分野
- 船体構造,構造設計,最適設計,構造解析,水中ロボット,人工知能
- 研究内容
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近年では,船舶の初期設計段階における最適化プロセスにおいて,数多くの設計案が検討されている。しかしながら,これらの最適化プロセスにおいて有限要素法を用いて船体構造の強度評価を行うことは,計算時間やコンピュータの能力等の観点から困難である。このような背景から,より高性能な最適化設計手法や簡便かつ計算精度の良い簡易強度評価法の開発が望まれている。このため,我々は,遺伝的アルゴリズムやニューラルネットワークを用いた船体構造のための初期最適設計システムや簡易強度評価法の開発を行っている。
【研究テーマ】
・船体構造の簡易強度評価法の開発(降伏/座屈/振動)
・生物学的アナロジーを用いた知識・学習エンジンによる船体構造分野での設計予測/設計自動化/
パラメトリック最適化
・遺伝発生による人工知能(AI)の生成と船体構造設計支援システムの構築
・商品開発段階における船体構造部材配置の最適設計案探索
・強潮流下稼働可能型海中ロボットの研究開発
・その他(船級協会規則/船殻基本図・詳細図/FEM解析)
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- 准教授
- 岡田 公一
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 長崎総合科学大学大学院
- 研究分野
- 材料力学 破壊力学 構造解析
- 研究内容
- 溶接構造物の疲労強度を精度よく予測するとともに,疲 労特性に優れた材料や構造要素の開発に資するためには, 疲労強度に及ぼす諸因子-材料因子,力学因子,形状因子, 環境因子-の影響が定量的に把握されなければならない。このため各種の疲労試験や理論的な検討を行なうことに よって,疲労強度評価法の確立に向けた研究を行なう。
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- 准教授
- 佐藤 雅紀
- 所属
- 海洋・複合新技術部門, 海洋・複合新技術部門, 海洋エネルギー研究センター,長崎総合科学大学大学院
- 研究分野
- ロボット工学,移動ロボットの開発および運動制御に関する研究,神経回路網を模倣した制御機構に関する研究
- 研究内容
- 様々な環境において活動するロボットを開発し,人間社会において運用することを目指す。例えば,海洋資源の探査が注目されているが,水中における作業は人間にとって危険な作業の一つである。そこで自律型水中ロボット(AUVs)が人間の代わりに作業することが期待されている。そのためには,故障しにくいハードウェアや計測装置,様々な状況に対応できる制御システムが求められる。また,混雑した場所においてロボットを運用するためには,ナビゲーションシステムだけでなく,人間に危害を加えないための安全性についても考えなくてはならない。